トリッキーな動きでかく乱 佐藤洋太、世界奪取
挑戦者の同4位・佐藤洋太(協栄)が
世界王者スリヤン・ソールンビサイ(タイ)を3‐0の判定で下し新王者となった。
佐藤洋太 世界戦 テレビで緊張しただろう
ハングリーな努力家佐藤洋太
世界戦 佐藤洋太が日本中が注目する中で世界戦試合が行われた
佐藤洋太は刺青を消す必要など無い。かつて暴力団員だったかどうか知らないが、
そんな事はどうでも良い。大事な事は今、「素晴らしいボクサー」だと言う事実。
それだけだ。 テレビ受けは悪いかもしれないがね
佐藤は3回に2度のダウンを奪うなど終始優勢に試合を進めた。
初挑戦で世界を奪った佐藤は「これまで長かった。支援してくれたみなさんのおかげです」
一回から両拳を回したり、体の横でぶらつかせたりした。
三回も右の拳をクルクルと回したかと思うと、
その右からいきなり王者の顔面にストレートをたたき込み、最初のダウンを奪った。
さらに立ち上がった王者に、今度は右カウンターを顔に合わせて2度目のダウン。
佐藤は「ダウンさせた回もパンチも覚えていない」というが、
新井史朗トレーナーは「あれ(=トリッキーな動きで惑わし、いきなり繰り出すパンチ)で何度もダウンを取ってきた。
精神的に研ぎ澄まされた時に出る持ち味を存分に発揮したパンチだ」ったことを明かした。
佐藤洋太(さとう・ようた)岩手・盛岡南高で本格的にボクシングを始め、
アマチュアで32戦22勝10敗。大学中退後の04年2月にプロデビュー。
10年5月に日本スーパーフライ級暫定王座を獲得。
正規王者との王座統一戦も制し、5度防衛しています。
世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチで、
挑戦者の佐藤洋太が初の世界挑戦で見事王座奪取に成功しました。
トリッキーな動きで王者をかく乱し、要所で右を突き刺した。
三回に2度のダウンを奪って快勝した佐藤は
「最高です。ここまで長かった」。涙ながらに喜びをかみしめた。
初の世界挑戦に向けて、自身より3階級下のミニマム級で
世界ボクシング協会(WBA)王者の八重樫東(大橋)と約50ラウンドのスパーリングを重ねた。
八重樫は同じ岩手県出身で、高校時代からの知り合い。
その旧友から「狙ったパンチを外されると動揺が分かる」と怒られた。
戒めを胸にこの日は迷いなく自分のスタイルに徹しきった。
佐藤のトランクスには「みちのく魂」の5文字が縫い込まれている。
東日本大震災の被災地となった故郷への思いは強い。
「一緒に東北を盛り上げよう」と語り合った同郷の先輩王者にも支えられてきたのだろう
支えあい、励ましあい、盛り上げていこう、というその心意気は本物である
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